オンラインイベントに思うこと①~デスカフェをとおして~ 

国が緊急事態を宣言するという、まさしく有事において、私たちの日常の暮らしも、通常の勤務や活動も、一人一人の市民の対応が迫られている。
ことぶき協働スペースでも、この地区の感染源とならない重要な責務を果たすために休館し、本年度の事業において、何をどのように進めるかを模索している。

協働のスペースは、地域や社会の課題解決に向けてともに行動するための対話や学習の場である。
「協働」は、「社会的距離」を隔てるものを超えて人と人、人と組織をつなぎ、相互に理解を深め、社会への関わり方を広げる。
医療や介護に代表される物理的距離を隔てられない職種を除いて、この有事を乗り切るために、オンライン空間での「協働」にチャレンジしている。

新しい協働のかたち
しかしネット環境がない方、視聴覚障害者が排除されかねない等の課題も残る

そこで4月25日(土)、対話カフェTokyo~Yokohama主宰の田中はるさんとの協働企画で、オンラインデスカフェを開催した。
死を語ることを通して生を問い直す企画の第3段。
今回は「新型コロナウイルスで何を学んだか」をテーマに、多様な職種の16名がオンラインで表情を共有しつつ語り合った。
語りの中で「医療者や介護者は死を恐れていないのだろうか」という問いがあった。
また、死は「前後上下」のどの方向から来るものかを想定する場面があった。
死を覚悟する場合や不慮の事態など受け止め方の違いや社会的要因に関わる意見が交換された。

この非常事態で最も恐れるべきこと、医療崩壊を招かないために命を懸けた現場がある。
家族への遺書を準備して現場にのぞむ医療従事者もいると聞く。
個人の「使命感と死」の社会的隣接への考察をとおして、私たち一人一人ができること、連帯してできることへの理解が開かれると感じた。

 不要不急の外出を自粛しても、近づける社会的理解があり、それが「協働」につながることを願っている。

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