【全編公開しました】ことぶきライブラリーvol.2 山田清機『寿町のひとびと』刊行記念トークライブ

当スタッフからのインタビュー形式でお話しいただきました

【全編公開しました】

ことぶきライブラリーvol.2山田清機『寿町のひとびと』刊行記念トーク

3/4に収録したトークイベントを公開しました。
大変お待たせいたしました。ぜひご覧ください!!!
#寿町#寿町のひとびと#ことぶきライブラリー#山田清機

 ことぶきライブラリーvol.2として『寿町のひとびと』の著者であるドキュメンタリー作家の山田清機さんにお話を伺いました。本書は寿のまちの住民、このまちの魅力に惹きつけられた人、住民たちを支える簡宿の帳場さんなど、まちにゆかりのある人々へのインタビューを14章に分けて綴っています。
 昨年10月に出版されてから、横浜を代表する書店の有隣堂本店で販売上位を走り話題になっています。山田さんは、vol.1のトム・ギルさんのトークライブの際、観客として来られていて、そのご縁でこの度のトークライブが実現しました。


山田清機さん
山田清機さん

 さて山田さんには、協働スペースにお越しいただき、リハーサルをした後早速収録を始めましたが、すぐに熱いトークが展開しました。まずは、ご本人の略歴から伺ったのですが、大学卒業後の就職先は新日本製鐵。しかしほどなく自分のやりたいこととは違うと気づいたそうです。その後、書くことを目指して出版社に転職するも、自分の希望とは違ったようで、結局フリーランスとして独立することに。この体験から編集者の仕事の重要性に気づいたと語られました。


『寿町のひとびと』
『寿町のひとびと』 山田 清機 著

 本書に取り組むことになったきっかけは、6年程前に久里浜に取材で出向いた帰りのこと。同行していた編集者と黄金町辺りをぶらつきながら、何気なく寿のまちに話題が拡がり、行ってみようかということでそのまま足を踏み入れたそうです。「ここは異界か?」という第一印象だったそうですが、それがきっかけでこのまちをもっと深く知ろうと思い立ち、そこに住む人たちへのインタビューにつながりました。
 取材に対応くださったまちの人々は、暮す人・働く人・活動する人を問わず、常識の枠を超えて想像力や包容力が高いこと、その人々の努力の上にコミュニティが形成され、独特の距離感が保たれていることも語られました。また今回の取材・出版で終わりではなく、今後ともこのまちとの接点は持ち続けていきたいとも。登場する人々とのさまざまなエピソードは、ネット配信でお楽しみください。

盛り上がった事前収録
盛り上がった事前収録



◆配信日時:配信延期になりました(配信日は追ってご連絡いたします)
◆視聴方法:YouTubeの「ことぶき協働スペース」チャンネルからご視聴いただけます。
 → 「ことぶき協働スペース」チャンネル
◆参 加 費 :無料(どなたでもご視聴いただけます)

※本書は、ことぶき協働スペースの書棚に常設していますので、ご自由にお読みください。





最後に・・・

ことぶきライブラリーとは

 ことぶき協働スペースは、電子データがあふれる情報化社会の中、メディア(媒体)の価値を高め、情報資源を見定め、地域社会に貢献する仕組みを提供します。アーカイブ・調査研究事業として、寿地区の歴史、社会課題、未来への創造に関する文書、史料、作品などの保存を目的とし、コミュニティに「なくしてはいけない記録」を大事にする活動を支援しています。アーカイブされる記録資料の形態は、書籍、資料、写真、人物、建築、文化、芸術、デザイン、コミュニケーション、コミュニティなど、多岐に渡ります。
 アーカイブ・調査研究事業では「ことぶきライブラリー」というイベント・プログラムを設計し、提供しています。重要記録の保存、コミュニティや活動のデザインやアーカイブへの並走、未来へ伝達する編集作業などに従事ずるアーキビストたちの知恵から学び、協働し、実践するためのプログラムです。「ことぶきライブラリー vol.1」のゲストは「毎日あほうだんす 完全版」を出版された社会人類学者のトム・ギルさん。寿町の日雇い哲学者からの聞き書きや、家族からの証言を元にした「一人民族誌」ー友情の記録ーへの学びが、記念すべき第一回目のアーカイブのプログラムとなりました。