「ぷれいす」展示販売開始のお知らせ

2〜3月の障害者福祉作業所展示がはじまりました。
今回は就労継続支援B型「ぷれいすとの協働で開催しています。

ぷれいすは「NPO法人寿クリーンセンター」が設置・運営する就労継続支援B型事業所です。
障害があって一般企業で働く自信を持てない方、人との関わりに不安を持つ方などを対象に、就労の機会と社会参加のための居場所(=PLACE)を提供されています。

就労継続支援B型とは、障害などがあって雇用契約に基づく就労が困難な方に、就労の機会や生活訓練などの支援を提供する事業です。

ぷれいすが行う作業は、町内・公園・簡易宿泊所の清掃、企業から受注した軽作業といった定番のものにとどまりません。
近年は古いパソコンの引き取り・解体に力を入れています。
また新型コロナウイルス感染症が本格的に流行した昨年6月以降、感染症防止に役立つビニール製ガウン制作して、医療機関や介護事業所、簡易宿泊所に配布するなど新しい作業にも積極的に挑戦しています。

パソコン解体をお願いしました

「ことぶき協働スペースにも使わなくなったパソコンがある」とぷれいすさんにお話したところ、目の前で解体を実演していただけることになりました。

こちらがことぶき協働スペース所蔵の不要パソコン。

  • 2010年製
  • Windows7 Professional
  • 第1世代のCore i3搭載
  • RAM(メモリ)2GB

という一昔前のスペックですが、昨年度まではこれをWindows10にアップグレードして使っていました。

解体スタート。
電動ドライバーを使ってテンポよくネジを外していきます。

ほどなくHDD(ハードディスク)が出現。
ここには個人情報や機密情報が保存されていますから、廃棄のとき最も気をつけなければならないパーツです

ぷれいすでは情報漏洩を防ぐためHDDを物理的に破壊し、プラッタをドライバーで傷だらけにします。

ここまで傷つければ世界最高レベルの技術を以てしてもデータ復元は難しいでしょう。

わずか10分でノートパソコンはバラバラになりました。
パーツは分別してリサイクル業者へ。

特にCPUやRAM(メモリ)は貴金属とレアメタルのかたまり。
腐食に強く電導性が高い金などがふんだんに使われています。

解体されたパーツ類をことぶき協働スペースに展示しておりますので、お越しの際は是非ご覧になってください。

都市鉱山「ニッポン」

工業製品に欠かせない貴金属やレアメタルですが、日本は大半を輸入に頼っています。
しかし中国や新興国の台頭により、今後の需給の逼迫(ひっぱく)が予想されます。

一方、日本には既に製品化された大量の工業製品があります。
これを「都市鉱山」といいます。計算によると、世界の現有埋蔵量の約16%の金、22%の銀、そして10%を超えるレアメタルを日本は有していると言われています。
日本は世界有数の都市鉱山なのです

パソコン解体で障害者支援

パソコンには金や銀といった貴金属、白金やパラジウムといったレアメタル(希少金属)が含まれています。
またたくさんの鉄やアルミニウム、プラスチック(樹脂)も使われています。
パソコンを解体しパーツごとに分別した上で、それぞれ専門のリサイクル業者に引き取ってもらう。
貴金属とレアメタルの回収、ごみ削減で環境保全に資する上、障害者の就労支援にもなります。

パソコンは適切にリサイクルすることが求められており「燃えないごみ」や「粗大ごみ」として捨てることができません。
購入時にリサイクル料金を納めていないパソコン(法人向け、自作、古いPCなど)は、廃棄時に1台3,300円~5,500円のリサイクル料金がかかります。
また近年、悪質な引き取り業者に処分を依頼したせいで廃棄したパソコンから機密情報が漏えいする事故が増えています。

ぷれいすでは、リサイクル料金や引き取り出張手数料を買い取り金額で相殺し、実質無料でパソコンを引き取っています。
HDDの破壊も無料で行ってもらえますので(一般相場はHDD1台1,000円~)、パソコン入れ替えを検討中の企業や学校などございましたら、まずはぷれいすにご相談ください。

自主製品もあります

ぷれいすでは縫製品を中心とした自主製品の制作も行っています。
エプロン、エコバッグ、ミニ手提げバッグ、巾着、マスクなど暮らしを彩る作品がいろいろ。
きっとお気に入りの一点が見つかるはずです

炊き出しボランティアにもぴったりなエプロンは1,500円(税込)
エコバッグはすべて500円(税込)
巾着もすべて500円(税込)

ぷれいすの展示販売は3月31日(水)まで。
皆さまのお越しを(パソコン解体のご依頼も)お待ちしています。