スタッフブログ②~ことびと紹介~

中秋の名月も過ぎた頃、秋が本格的にはじまると言われていますが、確かに大分涼しくなってきました。

中秋の名月

協働スペースの冷房もまったく必要なくなり、窓を開け、爽やかな風を感じる気持ちのいい季節です。

まちを歩く方々も、真夏は肩にタオルをかけ、顔を険しくしながら過ごしていたり、中庭で上半身裸の方が寝っ転がっている姿も…。今となっては懐かしい風景です。

情報紙「KOTOBUKI TERRACE」でもお伝えしている通り、少しずつ協働スペースのドアをたたく地域の方々も増え、そんなみなさまとの連携を考えているところです。いや、本当にみなさま類まれな「特技」をお持ちで・・・。日々、私たちスタッフも教えられているところです。

元とび職だったという鈴木さんは、かばんや座布団、雑巾など、生活の中にあるちょっとしたものを、何でもご自分でつくられます。「頭を使うんだよ、頭を!」というのが口癖。100円ショップを使いこなし、必要最低限のものを購入し、つくれる範囲のものをご自身でつくります。

「お金は”ばか”でも払えるでしょ」と鈴木さん。ふだん、何でも売っているものに頼って生活をしている私にとって、耳の痛い言葉でした。人間は本来、自分たちで、生きるための工夫をたくさんしてきた生きもの、のはず。どこからか、他者に頼りっぱなしの生活になっていますね。改めて、「もっと生きなければ」と感じた、鈴木さんとの会話でした。

ほかにも、楽器なんかも自分でつくってしまう方もいます。

「自分の機嫌くらい自分でとれ」という言葉に、最近ハッとさせられた私ですが、自分が楽しくなるために・ラクになるためになどなど、自己管理はまずは責任をもって自分でする。その延長線上に、誰かが喜ぶ姿がある。地域の方々と触れ合うと、そういうふうに感じることがあります。

まだまだ修行が足りない私ですが、ハッと気づかされたことを、友人や家族、仕事仲間などに、伝えていこうと思うのでした。ではまた。

手づくりマットと鈴木さん